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【質問】祝いめでた・・って何ですか?

  • 先日福岡で行われた友人の結婚披露宴に出席したのですが、新郎の親戚の方が「祝いめでた」という歌をうたっていました。
    博多の山笠の時にも歌われる歌だと聞きましたが、どういう意味があるのでしょうか?
    福岡の結婚式では皆さんうたわれるのですか?

    [2008.06.30]

みんなからの回答

博多のお祝いの歌です。
とにかく結婚式では歌います。
山笠の時によく歌われています。
それ以外はあまり聞かないのは、地元の人間の実感です。
あらためて歌詞の意味を考えても、う~ん、よくわかりませんね、まあ、最近の流行の歌の意味もよくわからないのですがね。
お伊勢参りの歌が原型とか聞いたことがあります。
No.1 [2008.07.01]
よかなびコンシェルジュのtomar fukuokaがお答えします。

7月!博多っ子は山笠一色!!あちらにもこちらにも「山のぼせ」と呼ばれるお祭り男達が博多の町を彩っています。この博多っ子を夢中にさせるお祭りの追い山で歌われるのが「祝いめでた」です。追い山のSTARTは4:59。なぜこんな中途半端な時間に始まるのか?それは「祝いめでたを」歌うための一分を考慮しているからです。この歌を歌えるのは名誉ある1番山笠のみ!!山のぼせ達はこの歌を歌うことをとても誇りにしています。通常、山笠で歌われるのは一番のみですが結婚式などのお祝いの席では3番まで歌うことが多いようです。

この機会に是非「祝いめでた」をマスターして山笠で一緒に歌ってみませんか?



~博多祝いめでた~

祝い芽出度の若松様よ 若松様よ   
     枝も栄ゆりゃ 葉も繁る
     エーイショーエイエーイショーエ
     ショーエ ショーエ ションガネー
     アレワイサソ エサソエー
     ションガネー

No.2 [2008.07.01]
「博多町家」ふるさと館 学芸員の山田がお答えします。

<祝いめでた>とは、博多でのお祝いの席でよく歌われる歌です。
結婚式はもちろん、どんたく、山笠、宴会などでも歌われています。

<祝いめでた>のルーツは、一説には<伊勢音頭>にあると
考えられています。
江戸時代は、自分が住んでいる地域(国)から自由に出かけることは
禁止されていましたが、唯一、ゆるされていたのが<お伊勢参り>でした。
そこで、<お伊勢参り>に行った人が、
<伊勢音頭(厳密には北勢伊勢踊り)>を聞き、
それが、<祝いめでた>の原型になったといわれています。

そのため<祝いめでた>は、全国各地にある歌でもあります。
とはいえ、当時は聞き覚えでしたので、
歌詞やメロディなどは各地域で異なり、
博多の<祝いめでた>は、博多に合った歌い方に
アレンジされていることは間違いありません。

7月1日から山笠も始まりました。
博多を歩けば、博多流の<祝いめでた>が聞こえてくるかもしれませんね!
No.3 [2008.07.02]
祝い目出度の 若松様よ 若松様よ
枝も栄ゆりゃ 葉も繁〔しゅげ〕る

※ エーイーショーエ エーイーショーエー
ショーエー ショーエー ションガネー
アレワイサソー エサソエー ショーンガネー


こちの座敷は 祝いの座敷 祝いの座敷
鶴と亀とが 舞い遊ぶ
 (※ 繰り返し)


さても見事な 櫛田の銀杏〔ぎなん〕 櫛田の銀杏
枝も栄ゆりゃ 葉も繁る
 (※ 繰り返し)


こちのお庭に 御井戸を掘れば 御井戸を掘れば
水は若水 黄金〔かね〕が湧く
 (※ 繰り返し)


旦那大黒 御寮〔ごりょん〕さんな恵比須〔えべす〕 御寮さんな恵比須
出来たその子は 福の神
 (※ 繰り返し)


舟は大黒船 船頭さんな恵比須 船頭さんな恵比須
乗せたお客は 福の神
 (※ 繰り返し)


あんた〔ああた〕百まで わしゃ九十九まで わしゃ九十九まで
ともに白髪の 生ゆるまで
 (※ 繰り返し)
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博多の祝い唄である祝い目出度はおもに祝いの席で唄われます。通常は三番まで唄い、博多手一本で締めます。櫛田入りでは一番山笠が一番のみを唄います。また結婚式(たいてい歌詞カードが配られます)では三番にかわって家内安泰の歌詞である五番が唄われます。ただ、結婚式でこの祝い目出度が歌われるとき、博多者でない人たち(新婦の親族とか)にとって合いの手の「ションガネー」がまるで嫌々祝っているかのように聞こえるらしく、驚きあるいは憤慨してしまうのだそうです。
この歌詞の順序ですが、資料によって二番以降の順序が異なっていたりしまして、どれが正しいのか(あるいは一般的なのか)今ひとつ判然としません。
古いテレビの映像からすると昔は現在より随分とゆっくりなテンポで歌われていました。また「祝い目出度~の~」は「祝い目出度~な~」と発音されていたようです。

囃子詞〔はやしことば〕は意味が分かりづらいのですが、次のような意味に解釈できます。

「えい(掛け声)唱詠、えい唱詠、唱詠、唱詠」(唄いましょう、唄いましょう)
→「しょんがねぇ」(しょうがない)
→「あれ(我)は誘う(さそう/いざなう)、え〔掛け声〕誘う」(私も誘いましょう、ええ、誘いましょう)
→「えーしょんがねぇ」(ああ、しょうがない)

端的に言えば「一緒に唄おう」「そうしよう」ということだと思います。つまりは囃し立ての言葉、囃子詞そのままというわけです。「しょうえい」は「觴詠」(酒を飲み詩歌を吟ずること)ではないかという説もありますが、的を得たなかなか面白い解釈だと思います。

この祝い目出度は道中伊勢音頭に起源を持つとされています。
追山や追山馴らしでは一番山のみがこの祝い目出度を唄う栄誉に浴します。台上がりが目一本したままに清道を回った一番山が能舞台の宮司を正面に停止し、一同が手拭いを頭から外します。そして表台上がりの中心に座したる人(おおむね総務の方)が「祝い目出度~の 若松様~よ」と独唱し、続けて「若松様~よ――」と男衆のみならず桟敷席の観客までもが一体となって唱和します。(最初の「若松様~よ」から唱和が始まってしまっていますが)
そして「エーイショーエ エーイショーエー」のフレーズのあたりから舁き手たちは手拭いを締め直し始め、歌い終わった瞬間にふたたび勢いよく舁き出すこととなります。
祝い目出度が唄われるこの約30秒の間こそが山笠のもっともドラマティックな場面ではないでしょうか。
No.4 [2008.07.13]

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