YokaNavi Concierge(Tourist Guide)

太宰府あれこれ

天満宮の夏祭り

完戸 鷯 2008.07.17
茅の輪をくぐって繰り出す子供みこし
祭りのフィナーレ千灯明
太宰府天満宮のご祭神菅原道真公は旧暦6月25日にお生まれになりました。そのお誕生日をお祝いするお祭りが“天満宮の夏祭り”です。毎年7月24日と25日の二日間、境内は夏祭り一色に彩られます。

<<前日祭>>

 24日の午後2時から本殿で執り行われます。夏祭りの幕開けです。

<<縁日祭>>

 25日の午前11時から本殿で執り行われます。お誕生をお祝いするご縁日のお祭りです。

<<茅の輪くぐり>>

 この夏祭りの二日間、楼門前に“茅の輪(ちのわ)”が設けられます。茅草で作られた大きな輪で、これをくぐって身を潔め、災いを祓う神事です。お参りの方々が続々とくぐり抜けていきます。

<<子供みこし>>

 白ハッピ姿の子供たちがかつぐ“子供みこし”が、力水を浴びながら、元気よく、天満宮の町々を練り廻り、町内隅々まで災いを祓ってくれます。
 24日は午後3時に天満宮本殿を出発して、参道から小鳥居小路、馬場公民館を往復するコース。
 25日は午後3時に五条公民館を出発して、横町、新町、大町、参道を通って本殿までと、太宰府往還を駆け抜けるコースです。

<<文芸灯篭>>

 この二日間、文芸家の方々や幼稚園児が奉納した作品を貼りつけた文芸灯篭が、楼門までの境内、参道の道筋28ヵ所に飾られます。夜には明かりが灯り、賑やかに天神さまをお慰めするのです。

<<夏越しおどり>>

 この二日間、午後7時半から午後9時まで、天神広場で、氏子を始め崇敬者、一般の方々も入った夏越しおどりが、華やかに繰り広げられます。

<<縁日コーナー>>

 この二日間、午後2時から午後9時まで、天神広場で、きんぎょすくい、ヨーヨーつり、夏越しみくじなどなどが、出店で楽しめます。

<<千灯明>>

 祭りのクライマックスは、25日午後8時に、太鼓橋、心字池を巡って灯される“千灯明(せんとうみょう)”です。
 道真公がなくなって約200年後、1101年(康和3年)に大宰権帥(政庁次官)だった大江匡房卿が始めたと伝えられています。天神さまをお慰めする神事です。

 1,000本を超えるロウソクに、氏子のみなさんのご奉仕で一斉に火が灯されますと、連なる灯明の明かりで太鼓橋が浄闇のなかに浮かび上がり、心事池にその火影を映して、人々を幽玄の世界に誘い込んでくれます。

こうして、夏祭りはフィナーレを迎えます。




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